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企業活動支援

株式会社にしようか、合同会社にしようか迷っています。

2006年に施行された新会社法により、従来の「有限会社」はその後設立出来なくなり、それに代わり新たに「合同会社」の設立が認められました。これはアメリカで普及しているLLC(Limited  Liability  Company)という会社形態をモデルとしていることから、日本版LLCとも呼ばれています。施行以来、合同会社での会社設立は年々増えており、大手では

合同会社西友、アマゾンジャパン合同会社、Apple Japan合同会社、ソフトバンクグループジャパン合同会社、グーグル合同会社、ユニバーサルミュージック合同会社

があります。西友はこの中では異色ですが、他は名だたるその業界の企業が名を連ねています。専門的な技術力、スキル、ノウハウを持ったB to Cの会社が集まっているといえます。

・先に「合同会社」のデメリットと云われている部分から記載します。

1.「株式会社」と違って、出資の多い社員と、出資少ないが発言力高い社員が、定款で同等の立場にもなり、利益も出資とは無関係に配分できるため、利益配分、意思決定を巡る対立が起き、業務がストップする可能性を孕んでいる。

2.トップは「代表取締役」では無くあくまで「代表社員」であり、また「合同会社」という名も「株式会社」より世間的に(金融機関含め)信用度が低く、資金調達が難しい。

・また、「合同会社」のメリットも多々あります。

1.「株式会社」より費用安く、法人化出来る。社債もこれにより発行できる。

2.個人事業よりも節税効果期待出来る。一人でも設立可能。

3.自由な内部自治。出資額に関係無く利益配分も自由。

4.株主総会の開催がいらない。

5.役員の期限が無期限。

6.「株式会社」と違い決算報告の義務がない(そのため毎年の官報掲載義務が無い)

7.「株式会社」と同じ有限責任(倒産の時、出資額までで責任を負う)

 

                                   

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